ピロクトンオラミンは育毛成分ではない!騙されちゃいけない本当のところ。 脂漏性皮膚炎 最近ピロクトンオラミンが育毛剤に入っているとして、 ピロクトンオラミンは育毛成分である! なんて堂々と書いてあるサイトなどを見かけることがあります。 しかし、 ピロクトンオラミンは抗酸化成分、抗菌成分 であって育毛成分に結び付けるのはちょっと無理があるんじゃ・・・ と思いますね。 今回はピロクトンオラミンについてちょっと突っ込んで紹介したいと思います。 ピロクトンオラミンが育毛成分とは言えない理由 ピロクトンオラミンの働きは抗菌、殺菌作用です。 特に、真菌などに対して抗菌作用があるのは、 抗真菌剤シャンプーについての記事で紹介したとおりです。 ただし、ピロクトンオラミンについては実際に生えている毛を元気にする育毛作用や、 新しい毛を生やすような発毛作用はありません。 あえて育毛と結びつけるとすれば、 ピロクトンオラミンの抗菌、殺菌作用によって頭皮状態が良くなる。 頭皮環境が良くなることによって、髪の毛が育ちやすい環境ができる。 という流れになりますが、直接的にピロクトンオラミン=育毛となるわけではありません。 ピロクトンオラミンが育毛成分と誤解されるようになったのは? ピロクトンオラミンが育毛成分だと誤解されるようになった背景には、 育毛シャンプーやスカルプケアシャンプーの中に殺菌成分として多く含まれているからです。 しかし、上でも説明したとおりピロクトンオラミン自体に髪の毛を育てたり、 発毛を促すような働きは一切ありません。 ここはしっかりと押さえておいてくださいね。 ピロクトンオラミン配合のシャンプーがおすすめな人は? では、ピロクトンオラミンが配合されたシャンプーが実際におすすめなのはどういった人なのでしょうか? それは、 真菌など雑菌によるフケやかゆみ、湿疹などの症状が出ている人。 汗や皮脂の臭いが気になる人。 頭皮を清潔に保ちたい人。 こういった人にはおすすめです。 逆に、ピロクトンオラミンに育毛作用を期待する人にとってはおすすめできません。 ピロクトンオラミンが配合されているからと言って、直接的な育毛作用は期待できないからです。 こういったことをしっかりと踏まえて、 育毛剤や育毛シャンプー、スカルプケアシャンプーなどを選んでいきたいですね。 PR